今まで、猫の3種ワクチンはベーリンガーが製造する“ピュアバックス” を使ってきました。
この商品のメリットは以下の様でした。
①液量が従来の半量(0.5ml)であること →素早くうてます。動く前にうち終わります。違和感も少ないように感じます。
②カリシウイルスが2種類入っていること →3種混合ワクチンなのに実質4種とも言えるのでは?
左が新しく導入する“フェリバックL-3”、右が“ピュアバックス”です。
“ピュアバックス”の方が明らかに省スペースなのも気に入っていました。
しかし昨今の値上げの波は避けられず、“ピュアバックス”も値上げされました。結構しっかり値上げされたんです。
その結果、ワクチン接種料金の値上げをするか、別のワクチンにするか、の選択に迫られました。
色々と考えた結果、ワクチンを変更して価格を据え置きすることにしました。
今後は、“フェリバックL-3” をメインにします。
“フェリバックL-3” の特徴です。
①ピュアバックスと同じく注射液量が従来の半量です。現在の日本市場で0.5mlなのはこの2商品だけです。
②カリシウイルスが国内株である。 “ピュアバックス”はカリシが2種類入っているのが優れていましたが、海外メーカーの製品であり外国株の2株だそうです。
ピュアバックス残りは8/16時点で7本です。終了次第“フェリバックL-3”となります。
これだけ色々考えていても突然欠品するのが猫ワクチンなんです・・・。
ここ数年は欠品が相次ぎました。
「コロナの影響で・・・」、と言われれば「仕方ないね」、となっていましたが、もう通用しないですよね。
各メーカーさんの頑張りに期待です。