猫さんの避妊・去勢手術は生後6か月を目安として実施しています。

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症例集

2019.01.30

猫さんの避妊・去勢手術を受ける時期について

避妊・去勢手術をいつするべきか、色々な考え方があります。

現時点での私の考え方をまとめました。

 

オス 生後6か月

尿スプレー問題となった場合や雄雌同時に飼育している場合など、早期の手術が必要となった場合には睾丸が2個蝕知できれば可能です。

 

メス 生後6か月

体重が最低でも2kg程度あるといいな、と思っています。ただ、小さくても手術は可能です。

発情中は子宮か太く、硬くなるため、可能であるなら避けてもらっています。ただ、猫は多発情であり、発情を正確に予想することはできません。発情が手術ができない大きな要因になるとは思っていません。

 

欧米では4か月程度でやるそうです。

様々な情報を総合するともう少し早い時期でも問題なさそうです。

 

(オスで早い時期に去勢するとペニスが細いままで成長が止まるので、尿石症となった場合に詰まりやすい、という話を聞いたことがあります。ただ、論文となっているような確かな情報ではなさそうです。)

 

経験論として、現在まで生後6か月を目安に手術を実施してきて、現在まで大きな問題を感じたことがありません。

そのため、現時点ではこの方針です。

 

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